2016年2月15日月曜日

町会長ご挨拶

 平成27年の5月の定時総会後より町会長を務めさせていただいております中澤辰男です。前任の小倉芳彦名誉会長は8年半の長きにわたり町会長を務められ、町内を8地区に分割し理事の担当制を設けたり、町内主要地点への防犯カメラ8台の設置に努力されるなど、大きな業績を残されました。前任者の敷かれた路線を引き継ぎつつ、町内の皆様の声はもとより、役員の皆様の声を聞きながら、西片町のために微力を尽くすつもりでおります。
  
 町会長として最も力を入れていきたいと思っていることは、「町内の交流の場作り 」です。何といっても町内の皆様がお互いに気軽に挨拶し言葉が交わせる状況が、町内の安心・安全につながるうえ、防犯や災害時の助け合いの一番の力になると思うからです。そのために、従来から実施している新年会(新春地域交流会)、餅つき会、 さくら祭り、秋の西片祭り等に加え、新しい交流の場を企画実施していきたいと考え ております。町内の皆様の積極的なご参加、ご協力を期待いたします。 
 第二には防災対策です。大災害はいつ起きてもかしくありません。西片町会としての災害時の組織作り、マニュアル作りを早急に進める必要があると考えております。防災訓練も様々な形で機会を作り、町内の皆様の多くが繰り返し体験できるよう進めて参ります。
 第三に町内の環境整備にも力を注いでいきたいと思っております。西片町は東大に近いこともあり、明治以来多くの学者が住んでいたため「学者町」と呼ばれ、緑も多く落ち着いた住宅地の景観を保ってきました。しかし近年、この良い環境が少しずつ失われつつあるようです。古い家が取り壊される際には樹木も根こそぎ整理され、町内の自然環境にも変化が見られます。町会としても住みよい環境と心地よい景観を維持すべく組織として努力をしていくつもりですが、町内の皆様それぞれのお力も必要です。昨年より西片の無電柱化(電柱の地下埋 設)の検討プロジェクトチームが立ち上がりました。町内には登録文化財がいく つかあり、景観、美観上からも電線が張り巡らされているのは好ましくなく、防災面 からも無電柱化は今後の重要検討課題と考えます。町内の皆様の声を聞きつつ時間をかけて進めていけたらと思います。 

 最後に、西片町会へのご意見、ご助言をお願いするとともに、サポーターとして実際に町会活動に積極的にかかわってくださる方を募っていることもお伝えしご挨拶といたします。 


平成28年2月15日 
西片町会会長 中澤辰男


ホームページ開設のご挨拶


今後の広報活動には、従来の「西片だよりと掲示板」という伝統ある手段に〈ホームページ〉の力が加わります。

  公園通りを新坂(福山坂)に向かう道が阿部通りと交わる十字路の一角に、前町会長山根彬夫様のお宅があります。西片町会の「防火・防犯」赤字提灯が吊り下げられ、町会掲示板が立っていることは皆様ご存知でしょう。
 彬夫さまの御尊父 山根静人様も同じく弁護士で、敗戦後の昭和28年(1953)に出発した西片町会の初代会長であられました。静人様は『西片だより』第1号の「発刊の辞」に次のように書かれています。
《・・・・・・何よりも大切なことは、会員の皆様に、町内会は何をして居るかと云うことを、日頃から知って貰うことであります。その為に本会は、毎月少なくとも一回「西片たより」を刊行致しまして、大小の出来事をお知らせいたし御批判を頂き度いと考えまして、此の挙に出たのであります。》
 この第1号にはさらに、当時毎月一口30円以上だった町会費集金についての「会費問答」(経理部)や、「掲示板の設置の記事(総務部)も載っています。
《……急速の事項或は催物等の関知宣伝には、町内の要所々々に掲示板を設置し、之れに掲示することが適切の処置と考えますので、……目下其の整備中であります。》
 現在町内13個所に設置されている掲示板と、今や660号を超える『西片だより』とは、町会設立以来60年に及ぶ由緒ある情報伝達手段だったことに、第1号を再読しあらためて感銘を受けました。

 さて今後の広報活動には、この伝統ある手段に〈ホームページ〉の力が加わります。『西片だより』担当の文化部理事と、〈ホームページ〉担当の理事とが、合同して編集会議を開き、毎月のテーマや主要記事内容を検討します。それを通じて、周到にして均整のとれた情報が町会員のお手もとに届くことが期待されます。


平成25年5月
西片町会会長 小倉芳彦